第2回 紫外線と日焼け止め剤

第2回 紫外線と日焼け止め剤

【紫外線】

紫外線には、波長の長い順にUV-A、UV-B、UV-Cの3種類があります。

UV-Aは、春先から秋にかけて多く、曇り空でもガラス越しでも室内に入ってきます。肌に熱やほてりは感じませんが、皮膚の奥にある真皮層にまで到達し、じっくりとダメージを与える紫外線と言われています。UV-Aによる日焼けはサンタンを引き起こします。

その結果、肌は弾力を失い、いわゆるしわやたるみといった老化を早めることになります。『光老化(ひかりろうか)』という言葉を聞いたことがあると思いますが、このことを言います。この紫外線は、シミだけでなく、しわやたるみまで引き起こしてしまうということを覚えておいてくださいね。

一方、UV-Bは8月ごろに最大になり、ほとんど肌の表面で吸収され、赤みやジリジリとした炎症を起こします。これがサンバーンと言われる日焼けです。この時、多量のメラニンが生成されシミやそばかすの原因となるのです。

UV-Cは、もっとも波長が短く危険と言われる紫外線ですが、通常、大気を通過することはないそうです。しかしながら、1970年代以降、地球上で大量に使われてきたフロンガスによってオゾン層が破壊されてしまい、その結果、地表に到達する懸念が持たれています。

UV-B、UV-Cともに皮膚がんを引き起こす紫外線と言われ、大きな原因のひとつに強い紫外線を浴び続けることがあります。

【日焼け止め】

日焼け止めを塗ることは、美容のためだけでなく、子供にも男性にも必要なことなのです。

多くの日焼け止め剤には、紫外線を防止するときの目安として、SPF値とPA値が表示されています。SPF値はSun Protection Factor、PA値はprotection of UVA の略です。

SPF値がUV-Bを防ぐ度合いで、PA値がUV-Aを防ぐレベルを「+」で表しています。プラスが多いほど紫外線を防いでくれます。

数値をしっかりチェックして、塗り心地や感触が自分の肌に合ったものを選びましょう。

日常生活で、日中は屋内にいることが多く、外を歩き機会が少ないのであればSPF10~20、PA+程度でも大丈夫。PA+++ならなおいいですね。

曇り空や夕方にお出かけの時でも、UVケアをする習慣を持ちましょうね。

「降り注ぐお日様をいっぱい浴びる」というのはもう遠い昔のことです。

紫外線による被害は、皮膚だけでなく、目にも悪影響を与えているということも付け加えて、次に進みます。

第3回 お日様と上手に付き合おう!朝編

by エステティックスナバ Rieko(砂場理恵子)